スペクトラムアナライザー作成しました


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1998/12/31

PIC1チップマイコン(PIC16F84)を使用したスペアナを作成しました。

PICでPLLのIC及びATT等をコントロールしADコンバーターで出力を見ています。

以下すべての写真をクリックすると拡大写真を見ることが出来ます。

ケース裏の写真です。ユニバーサル基盤に組み立てです。

周波数は0MHZから2150MHZ

上から見た写真ですDOS/V機につないで使用します。

ケースの中身はがらがらで半分くらいの大きさでも組み込み可能と思われます。

改造BSTVチューナーユニット3個を使用しています

IFは480MHZ 後ろの電源ユニットは秋月600円。

完成外観です。

トラジェネに使用するときはEEPROMを書き換えコネクターをさしかえます。

一番上の0dbは100db(0.1V)です。

ノイズレベルは-75dbですので実質的に25dbから100db+まで観測することが出来ます。

観測ダイナミックレンジは80db位あります。

img/1000.jpg (52168 バイト)   入力に20CMの線を付け私の部屋の0HZから1GHZまでのスキャンです。

入力レベルの目盛はSSGで測定しましたが、正確にあっています。

img/50.jpg (45766 バイト)   同じく0HZから100MHZまでのスキャン。

低い周波数はノイズが多いことが良くわかります。

img/lcv.jpg (53220 バイト)   有線TV局LCVのケーブルDATAです。

FM帯からUHF帯まできれいに信号が並んでいます。

同上、ハイバンドの詳細図です。一番上にある幅の広い部分は何でしょうか?

img/lcvh.jpg (47123 バイト)  この有線TVはインターネットのサービスをしています。

有線モデム40MbpsのDATAでしょうか?

AMPを入れていますが、レベルが少々低すぎでは!

   img/lcvm.jpg (53290 バイト) 同上、有線TV中間部です。

横軸の周波数はクリスタル制御のPLLですので正確です。

 img/lcvl.jpg (52637 バイト) 同上、FM部です。


出力はご覧のとおり0dbオーバーで1Vくらいでています。

2倍高調波は25db位落ちていますが、3倍波は10dbしか落ちていません。5倍の70MHZも88db位のOUTレベルがあります。

インピーダンスのマッチングととってないので接続ケーブルがアンテナとなって外来電波が強く表示されています

img/osc.jpg (57939 バイト)  自作Xtal 14.3MHZ FET1石OSCの出力です

画面の表示内容です

NSTEP        

ZSTEP        横軸の周波数ステップ(MHZ)最小ステップは25KHZ500ポイントPLL

TIMES        1画面のスキャンをするのに掛かる時間です(ms)

ZSPAN        測定しているバンド幅(mhz)12.5,25,50,100,200,400,800MHZに設定できます

BIAS            個々にあるばらつきを補正するためのLOG-AMPの設定値

ATTUV         個々にあるばらつきを補正するためのUV-LOG  ATTの設定値

ATTCS        個々にあるばらつきを補正するためのMIX-2G  ATTの設定値

ZSTART      個々にあるばらつきを補正するための設定値

 

スペアナ観測のリクエストをお受けします。MAILください。

fu1520.yahoo.co.jp