PIC LC meter の作成

08/06/07
友人のところで PIC16F648A を使ったLCメーターを発見 小型高 性能でなかなかです。
C は最近のテスター皆測定できますが、L は中々持っていないと思います。
同じものを作って見ました。
原 典は外国です。
ソース コード
サブコード( FP.TXT )  Microchip社のサンプルコピーです。 同じフォルダーにおいて 使ってください。
そのま ま焼くためのHEXコード

日本で作った方

このような物の測定が出来ます。

使い方は簡単、正確+-1% 低消費電力 小型 電池駆動 LCメーターを持っていない方にはお勧めで す。
C 測定範囲は0.1pF〜1uFです(オートレンジ切替)
L 測定範囲は0.01uH〜100mHです(オートレンジ切替)
Lで試して見ましたが1cmの線でも測定(0.01
uH)表 示します。

回路も簡単


バラックで動作確認試験 



CNCでプリント基板パターン切削  表面フラックスを塗ったのですが、汚くなって



部品装着 パーツといってもほとんどありません。
4桁の精度を要求する方はリレーおよび精度保障の1000PFを使ってください。
スイッチにTRを使って7805の定電圧回路も省略して電源入れると0にならず数ピコの誤差があります。
安定しません
細かいこと気にしなければ使えます。




配線といってもほとんどありません。
製作時のトラブル
試験では安定して発振するのですが、基板実装するとたまたま発振起動しません。?
再起動すると発振したりしなかったり!
基板で小さく作ると浮遊容量が減り帰還が少なくなり発振起動が不安定のようです。
PIC1番ピンと2番ピンの間に数ピコのコンデンサーを追加しました。
以後安定動作



リレーは0調整のときに1秒くらい動くだけです。
約600KHzを発振させてCLを付けて発振周波数の変化を測定し計算からLCの値を表示しています。
f=1/(2π√LC)
この計算をするため上記 FP.TXT を使っています。(浮動小数点演算)
ソフトがすばらしい
リレーで追加する1000Pのコンデンサーの精度が必要のようです。(他はどうでもよい)
リレーの代わりに 2N7000 MOS FET が使えるようですが手持ち無く
TRで作って見ましたが、精度はともかく動くようです。
原典は5Vですが、4Vでも動きます。 単三3本で作ることにしました。

大きさ 45*30*90mm です。



消費電流2mAです。
 中に単三電池3本が入っています。電池がだめになるまで5年くらい持つかな?
PICの使い方 アイデアしだいで何でも簡単に出来てしまいます。
優秀 ソースコードの公開に感謝します。

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