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2009/12/23
ICOM  IC38 430MHz FM 10W トランシーバー

1986年発売 ¥63800   回路図  取扱説明書


受信感度  -13db(実測)20db雑音抑圧
433.640037Hz
FMデビレーション7KHzMAX
トーン 88.34Hz 1kHz
出力 1W/10W切替



写真上が出力モジュールが少し見えています。

回路図(ICOM_IC-38)


受信側の基板  電池は10数年たってもまだ持っています。



ICOMお得意の板金コイル


修理記録です。

音量調整が全くできず小さな音しか出なくなってしまいました。
音量調整ボリュームの中点が断線していました。
メーカーに部品無しとの事にてVRをばらしました。バラス前に元に戻す為に構造を覚えておくこと。
液体は洗浄のためのアルコールです。
一番下にある金属片がその横のプラスチックから脱落しています。
瞬間接着剤を使って修復しました。
修理完了。今のところ正常に動作しています。
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2014/04/13
ICOM  IC38 430MHz FM 10W トランシーバー

1986年発売 ¥63800   回路図  取扱説明書

電源入らない、同軸ケーブル 切断、マイクコネクターなし、電源ケーブルなし 不動品入手 350

電池2032の.62は昭和62年製造でしょうか?まだ使えます。

まずは目視で不良部品確認   見た範囲では不良部品はありません。コンデンサー液漏れの匂いもしません。

前オーナーが修理挑戦したらしくあちこちいじった跡があります。

電源をつなぐと電源の保護回路が働きます。12V電源はショート状態です。

基板取り外し(ICは放熱板付きで取れてきます)

全てバラバラにしました。 この基板はPW IC付きで外れます。ついでに放熱グリスは交換しました。

ケーブルの接続状況 写真を撮っておかないと後で元に戻せません。

電源ショートと言うことは電源回路が不良です。

発見しました。1個目に取り外した部品が不良でした。

写真のタンタルコンデンサーがショートモードで壊れていました。 外観は全く正常ですが、ショートしています。

フロントパネルです。

ダイキャストのボデーも掃除しました。

同軸コネクター交換、マイクコネクター修理、電源ケーブル修理しました。

マイクがないので使えるように改造しました。

マイクSWはUPはGにおとす/DOUNは470ΩでGNDに落とすと動作します。マイクがないとスキャンしません。




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出力 1W/10W切替
 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真上が出力モジュールが少し見えています。
回路図(ICOM_IC-38)



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受信側の基板  電池は10数年たってもまだ持っています。

ICOMお得意の板金コイル



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左上の水色のSWはリセットです。

完成して組み立て最終確認で不具合発生、439MHzの上の方で受信していません。

PLLの調整不良です。再度オープン



写真の
一番上中央の2個並んだVRは出力 Hi(10W)/Lo(1W) の調整です。R54,R56
一番左上のVRはトーン88.5Hzの出力調整R83
シールドケース内の上のVRはマイクゲイン調整、その下はデビレーション調整(変調度)R32,R43
Xtalの上のトリマーは周波数調整(ものすごく微妙です)C80
PLL/VCOの調整はシールを剥がした下に隠れています。
コイルは形を変形させて調整します。
サービスマニアルがないので正確な方法は分かりませんが、次のようにしました。
VCOケースのすぐ左中央TR横の裸のリード線の電圧をテスターで測ります。
送信/受信全ての周波数で1Vから5V位までに調整すれば動作します。
ダイヤルで430.02と439.98を交互に確認します。
最初に送信をしながら下のトリマーC2とコイルL2の調整、
次に上のトリマーで受信時の調整をします。(上のトリマーは受信専用です。)C5
下のトリマーとコイルは両方に影響します。
上記を繰り返して一番良い所に持っていきます。
シールドシールを戻すと調整ずれます。
よくわからない方は触らないほうが良い。動かない場合は調整しないと修理完了しませんが!!
チップ部品になる直前の機器です。次の機種からチップ部品になっています。

2016/9/13

3台目

VR不良。この機種は時間とともにVRが不良になるようです。

ばらして修理しました。

実測
周波数調整 433.00MHz送信 433.000006Mhz
出力調整 1/10W確認
受信FM 12dbSIN   -16db
スケルチ感度     -21db以下  




2016/09/22

IC-38D ハイパワー機です。

今までのIC38はマイクコネクターが裏から出ていましたが、この機種はフロントパネルにマイクコネクターがあります。

その分ケースはデザインは同じですが、一回り大きくなっています。

音量調整できず お決まりのボリューム修理 

 

ハイパワー機につき放熱板は大きいです。

出力実測  5W/25W

周波数調整 433.000068

スケルチオープン −22db

画像

https://www.google.co.jp/search?q=ICOM+IC38&espv=2&biw=1680&bih=920&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ved=0ahUKEwjC7oWepKLPAhUBRpQKHdKYArMQsAQIRQ