HOME 2016/05/30
FM受信できず とのTS780入手しました。
144/430Mhz両バンドともにだめです。と言うことは共通回路になります。
電源電圧正常/IF回路正常
電源回路の下にあるFM用のXtalが発振していません。
パターンを見ても芋はんはありません。
2SC460が使われています。 HFEとFTが高い最近のTRに交換したところ発振を始めました。
発振周波数調整
動作OKです。 全体に調整 このころも無線機は修理しやすいです。
この機械はオプションのトーンユニットが内蔵されていました。
2014/9/10
TRIO TS780 144,430MHz ALLMODE トランシーバー 10W
1981年11月約35年前の発売 当時189800円の高級機 AC電源内臓 第一印象 大きく重い 3900
送受できず ジャンク品
サービスマニュアルはネット検索で出てきます。
TS780の取扱説明書はケンウッドのホームページからダウンロードできます。
レピーターが始まった頃の製品で88.5Hzのトーンがオプションです。コネクターやスイッチはあります。
時間を見つけてPICでトーンオシレーターを自作してみようと思います。
アナログメーターは使いやすい。
バックパネル 電源内蔵 電源コネクターがないので適当にごまかしました。
まず電源を確認。少々ずれていますが、電圧は正常です。全て規定値に調整しました。
TS780はテストポイントが多数あります。1oのポストと抵抗の足を使ったポイントもあります。
普通の抵抗のリードは被覆をかぶっていますが、テストポイントを兼ねた抵抗は足の被覆がありません。良く考えられています。
TS770に比べると回路がだいぶ改善されています。シンプルベスト ミクサーが減りスプリアスも減少。
メモリーのバックUPも単3電池 3本で行うようになりました。
電解コンデンサーの液漏れも見当たりません。2SC460も使われていません。
VCO
終段はIC使用 TS770はトランジスターでした。
不良部品発見 写真中央の四角い4本足のFETが動作していません。同品がないので手持ちのFETに交換しました。
調整は全体的にずれていました。感度も最新機と遜色ないようになりました。
スケルチオープン感度 -23db
メーター感度 S9 7db
出力 Hi 10W Lo 1W に調整 15W以上出ます。
マイク自作
日本の技術は素晴らしい 35年たってもまだ現役で使えます。