HOME 2014/9/27 製作中
ICOM IC371 430MHz ALLMODE トランシーバー 10W
1983年約35年前の発売 当時132000円の高級機 AC電源オプション 第一印象 大きく重い 3410
サービスマニュアル 完全なものが見つからない IC471 輸出仕様 100W出力まであるようです。
IC371の取扱説明書はアイコムのホームページからダウンロードできます。
N型コネクター 電源を内蔵した場合は盲板の所にACコネクターがつきます。
コネクターがないので直接12V電源用コードを出しました。
オプションの内蔵の内蔵電源ユニットです。
このリグ特有か、受信感度が悪い(TM−732と比べて耳Sで4ぐらい悪い)
Sメーターの振れが悪い(TM−732と比べて9オーバーにならないとIC-371のメーターが振れない。 ハンディー機ダミー接続の信号で一応フルスールまでは振れます
パワーは434MHz10W越え、1MHz以上外れるとパワーがダウンします。
まず電源を確認。少々ずれていますが、電圧は正常です。全て規定値に調整しました。
底面 電源を収納するためのスペース ガラガラです。
見えているのはCPUユニット 、この下にシールドされたPLLユニットがあります。
メイン基板
受信TOP 送信の逓倍部など
上部が受信です。 下部が送信
上部ケースがファイナルユニット
CPUユニット悪名高き電池保持のプログラム。電池が一瞬でも切れるとこの機械ゴミになります。
-電源作成部
PLLユニット
調整で動作するようにはなりました。
まだ何処か不良のようでSメーターの振れが悪いです。再度研究してみます。
資料なないので何処までが正常かの判断が難しい。
この機械はトリマーの不良が多いです。
どの位置が最大容量か最少容量が把握する必要があります。
解りにくい 交換しました。
追加のコンデンサー多数あります。
2号機 受信TOPのFET交換しました。3SK48 トップは2SK125 と2段増幅です。 この当時の機器はこの構成が多いです。
RAMの電池は交換しました。
通電状態で電池を取り外します。そのまま新しい電池をはんだ付け
59.7015MHzに調整します。此処のトリマーも不良でした。
3号機
同調がはっきりしないコイルがあったのでスペアナで同調周波数を図ってみました。
TG出力を同調回路経由でスペアナに入力しました。
67MHzに同調しています。少々下すぎ デップメーターでの確認よりはっきりわかります。
ついでにアンテナより433.64MHzを入力しオフセット周波数422.89Mhzをセットして中間周波数を測定した結果です。
帯域幅は20Khz きれいに増幅しています。