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05/09/18 

電圧計が成功したので次はPIC16F88デジタル電流計に挑戦です。

電流は一般的に電流回路内に低抵抗(例0.1Ω等)を挿入し両端の電圧を測って電流としています。ところが前記の電圧計は最高感度5Vです。

とても電流計には使えません。そこでOPAMPを使って感度UPすることにしました。

5V単電源で使えて0Vから使用可能のOPAMPとして有名なLM358を使用。最高出力電圧が 3.5VなのでPICの感度も上げることにします。

最低基準電圧は2.5VなのでVref+を2.5Vにして2番ピンに入力、Vref-はVSSを使用、2.5V間を1024分割で測定です。

20倍増幅して125ミリボルトでフルスケールです。125ミリボルト/1024は100マイクロボルトピッチ

OPアンプの利得は入力抵抗と負還抵抗の比で決まります。

1Kと22K(22倍)等で設計します。最終的にはVRを使って調整します。

0.1Ωを使った場合は1.25Aで125mV 分解能1mAです。
早速プリント基板を作って(CNCの良いところ)実験

無入力時のオフセット電圧が、16ミリボルトあります。 0にしたい所ですが、無調整では 仕方ないでしょう。

入力換算で1ミリV以下ですから。

感じが悪いのでオフセット電圧をSOFT的にキャンセルすることにします。

16ビット減算ルーチンを考えなくては!!EEPROMに値を保存し減算する事にします。

もう一点問題があります。最小桁が安定しませんノイズを拾っているかもしれません。

もっとも入力100μVの桁なので安定を要求するのが無理かもしれません。

工夫、内蔵クロックは1Mhzにしました。4回計測し平均を表示するようにしました。最下位桁はまだ安定しません

sleep コマンドを使ってみましたが、同じく安定しません。ソフトの問題ではなくハードの問題のようです。

10ビットA/Dを10ビットで使うには何かノウハウが必要かもしれません。8ビット使用であれば問題ありません。


06/1/26
 電源を入れてから1分間ほどすると安定します。
1定電圧ICの出力電圧がICの温度により変動する。
2PIC自体も電源ON後しばらくは安定しない。
3 測定している電圧そのものも電源ON後しばらく変動する。
以上の原因により最下位表示が安定しなかったようです。
特に基準電圧は安定化して供給したほう が、良いと思います。やはり10ビットA/Dは高度の技術です。

電源ICが熱くなります。LEDの制限抵抗100Ωですが、200Ω位にして電流減らしたほうがよさそうですが、200Ωのチップが無い!!

実験用定電圧装置を作ってみました。

アルミ板を折り曲げてケース作成 反省小さすぎ、 電圧と電流 計はもっと上のほうがパネルのバランスが取れています。

SWレギレーターを使って 4.5V〜18V位 2A MAXです。写真の状態は12.29V 1.078Aです。


2006/07/31 ところでチップ部品を入手しています。ダイオードこれで約1000個位あると思います。

チップトランジスター各種600個

各種というのが曲者で品種が分かりません。NPN・PNP・FET確認のためのアダプターを作りました。

この上に押さえつけて確認します。ただ高周波用とかの細かい規格は分かりません

色々な部品を入手しました。ほんのちょっとですが、1000個単位で入っている物が多いです。小さいいんです。

リールに入ったものは規格がはっきりしていて使い良いです。

でもこんな事が簡単に出来る CNC はすばらしい。皆でCNCを作りましょう!!