2015/11/18 製作中 技術的興味を持って！！ 使いません！！
Ampere APB-400S 4CX250B 430ＭＨｚ 400Ｗ リニアブースター ＳＳＢ/ＦＭ
定格は250wですが、SSBピークでは400W のパワー計が振り切っています。
電源の容量が不足で連続電流を流すとプレート電圧が下がりパワーが減少します。
FMモードでは250wの定格とおりです。SSBではコンデンサーの電荷でピークが増えるようです。
4CX250Bは2100V掛けて400ｍA流すと短時間400W位は楽に出そうです。さすが真空管無理が効く。
最も入力840W効率は50％位
寿命のためにも機械は軽く余裕を持って使うべきです。スプリアスも減ります。電波は綺麗に！！
http://www.westparknet.com/business/hamshop/amppricelist.htm
http://www.westparknet.com/business/hamshop/amps-2.htm
リヤパネル 中央の大きなトランスは1500V300ｍA 横のトランスはヒーター/スクリーン/バイアス用
とにかく大きく重い 鉄の塊です。
空冷用のシッコロFAN
放熱板はスクリーン電圧定電圧回路 半導体です。 赤い線の基盤は高圧整流用 1500*√2＝2120V（無負荷時電圧）
空洞共振器
OUT同軸リレー SWR の検出回路
高圧電解コンデンサー 500V*5個直列 2500V耐圧
PUMA PL-434 430MHｚ SSB/FM Linear AMP 発売時24万円
CBのリニアアンプで有名メーカー こんな物も作っていたんです リニアパワーアンプ
入手時あちこちネジは無いしガタガタで修理途中の感じ、怖くて電源を入れる気がしません。
少々確認しながら修理メンテします。
リア・パネル Nコネクター付き同軸リレーは2個並んで付いています。
RL.MAKE は送信モードにするためのSW / RF・BOOSTER はオプションの受信プリアンプ 配線はつながっていません。
プレート電圧1800V
IP350ｍAです。
超重量トランス こちらも1500V300ｍAです。
40秒のデレイを行っています。高耐圧電線 電源投入後40秒後に高圧が発生します。受信時も電圧掛けっぱなしです。
高圧平滑電解コンデンサー 500V100μF 5個直列
回路図不明
基板は高圧整流用
スクリーン電圧が安定しないとはこの半導体を使った定電圧回路の不良でした
高圧は注意しないと死にます。
高圧が発生すると危険ですからリレーを外しました。
このRがいもはんでした。
ハンダ付け直しましたがまだダメです。
パターンで回路図復元
半導体は取り外して個々に確認
このモード切替SWが接触不良でした。アルコールを吹き付けてゴリゴリ 治りました。
まだ動作がおかしいです。SGが200Vで動きません。
このPWトランジスターの耐電圧不足でした。
2SD517に交換 耐圧1500VTRです。前オーナーが修理挑戦で交換した時に不良部品を使ったようです。
SSBモード 340V
FMAモード 280V
FNBモード 180V にSGがなりました。
モードにより出力変化します。
動作確認中にヒユーズ断 5Aではダメです。 7Aに交換しました。
エージング中にまたトラブル バン！！ 何か音がして出力が出なくなりました。出力を出しすぎたようです。
また全部バラして確認する必要があります。電圧正常/IPは350ｍA流れています。 何が壊れたのでしょうか？
ハイパワーは大変です。
調べてみます。
空洞共振器（cavity resonator）430MHｚ
入力出力共にBNCコネクター
出力のコイル
同調用のC
冷却空気の通り道です。
グリッド 入力回路
ヒーター/スクリーン/グリッド 各々の入力回路 貫通コンデンサーを通してチョークコイルが入っています
専用ソケット
4CX250B セラミック送信管です。1000V位まではおとなしいですが、2000V位掛けると出力がUPします。
