DX アンテナ製の430MHz 7C2V同軸ケーブル使用のQマッチ部品です。ジャンクで入手
サイズはコネクターの先端から先端まで750o、中点から680oのケーブルが付いています。
短縮率は67%とすると300/435MHz=69p/4=17.2o*0.67=11.5o
750/6=12.5o からすると3/4λでマッチしているようです。
50Ωを75Ωで給電して112.5Ω これを並列接続して56.2Ω
中点から680oのケーブルは何をしているのでしょうか?
理屈はよく分かりません
測定してみました。中心周波数 452MHz 18dBですので SWR 1.288 です
433MHzで使うと SWR が 2.0 位あります。?業務用のケーブルでしょうか?測定がいけないのか良くわかりません。
どうも良くないので上記 BNC では良くないので Mコネクター で別に作ってみることにしました。
ホームセンター に 25o角 の アルミ角パイプ が無かったので 角パイフ で 無くても良いじゃないかと 200*30*2 の アルミ板 2枚で作ってみました。
35.4Ω の同軸路線 1/4λ 中心導体は 10*173o 鉄棒です。間隔は 15o
そのまま付けると出っ張りが大きすぎて当たるのでアルミ板でスペッサーを作ってずらしました。
均等に中央にセットしてください
出力側です。
結果測定してみました。周波数が高い方にずれてしまいました。?ピタリ 433MHz に持ってこれれば良いのですが、なぜでしょうか?
もっと長くしなければいけない?どうもおかしいです。分かりません!!
同軸ケーブルを使ったQマッチです。
50Ω 並列で 25Ω 50Ω 1/4λ で変換し 100Ω へ 更に 75Ω 1/4λ で 56Ω に変換します。
作ってみましたが物凄く微妙
数ミリの違いで周波数が大きく動きます。分岐コネクターの 何処迄 を寸法にするのか?
数回作り直しましたが、実用になりません。
ふと考えました。奇数倍の路線であれば動作は同じです。更に倍数により誤差が減ります。
5倍で作ってみました。
同軸ケーブルの短縮率の測定です。
上記は5D2V 64p の測定結果です。300/77.88MHz/4=96.3p 64/96.3=0.6646
メーカーの公称値は0.67なのでよく合っています。
5D2V 434MHz/5=86.8MHz 300/86.8MHz=3.46m 3.46m/4=86.4p 86.4p*0.67=57.9p
75Ω路線は5C-FB を使いました。
メーカー公称値は0.81 測定結果は0.79でした。
5C-FB 86.4*0.79=68.3p
作りました。
下記が測定結果です。
一番良いところで24dB SWR1.135 少々高い方にずれています。
アンテナに繋いだ状態での実測値
良い場所が2箇所あります。438MHzは上記の測定結果とほぼ合っています。430MHzでの良いのは何故か?
何方にしてもSWRが良好な周波数は非常に狭いです。メーカー製もこんな物でしょうか?
1回測定してみたいものです。
1012/08/23
メーカー製の2分配器です。パイプの外形15.94mm 組み立てはどうやったのでしょうか? コネクターがネジになっていてねじ込んであるのか?
N型コネクターを使っています。
SWRを測定して見ました。少々周波数が低いところにあっていますが、ピークで45db位あります。すばらしい
分岐点からコネクターまで 170mm です。300/431/4=174mm 170/174 = 短縮率 97.7%
50Ω並列で25Ω 25Ωを50Ωに変換です。SQR25*50=35.5Ω 1/4λ のQマッチです。
自作でもこの位の性能を出したいものです。
2014/7/10
私が作成したものではありませんが参考に
両面基板を利用してケースを作ってあります。全面ハンダ付けで分解はできません。
SWRはなかなか優秀で 1.1 位です。
CREATEの 05D 05D/430(分配器) ¥8,856.
http://www.cd-corp.com/ama/430.pdf
完全な円筒ではなく特殊な形状をしています。
SWRは 1.05 位 周波数特性は非常にブロードです。