平成6年(1994)発売 20年経っています。 回路図 サービスマニュアル 取扱説明書
IC381で検索しても殆ど見つかりません。同じシリーズのIC-281で検索するとサービスマニュアルまでヒットします。
少々回路も違いますが、基本的には同じシリーズですので参考になります。
2017/08/10
出力25W/5w/1w 切替 型番不明 出力十分
144MHzの受信感度極端に悪いです。 トップのTRがダメです。交換により受信感度復活。
144MHzは430MHzと独立して常に動作しています。SWRが異常の状態で送信すると144MHzTOPのTRに過大電圧がかかり破損します。
その他測定しましたが、全て良好です。
2011/12/10
サブバンドの受信はアンテナからミクサーまで全くの独自回路で行なっていますからメインバンドと独立して動作します。
完全ジャンクで入手しました。
受信感度極端に悪くほとんど受信できない。
周波数ダイヤル動作せず。
音出ず。スケルチ効かない。
上部の蓋を開けて見ました。左上部より電源入力、中央のシールドケースがVCO、左中央がオーデオICです。
下部のケースを開けて見ました。表面実装部品(チップ)がびっしりで修理し難そうです。
奥の斜めに装着されているのが、PWモジュールです。右上部に同軸ケーブルで入出力
あちこちにサビが出ており前部も全て取り外し。水洗いしました。
フロントパネル照明のためプラスチックで覆われています。白熱電球4個で照明しています。
電源入力部分 電解コンデンサーの劣化は見られません。
周波数が、変更できないため取り外しました。テスターで確認してもロータリーエンコーダーその物は壊れていません。
一番怪しいのはスイッチやVRを基板に接続している小さなコネクターです。
指で少し力を加えるとポロリと半田が取れてしまいました。
電池は10数年たってもまだ持っています。
仕方が無いのでコネクターを両方取り外し、ケーブルで繋ぎました。これで周波数の変更、スケルチ、音量等全てOKになりました。
コネクターに力が加わるような構造です。ストレスが長年掛かったため半田が劣化したようです。
次は受信感度の修理です。430MHz、144MHzと両方のバンドで受信感度がダメです。
と言うことはミクサー後の両バンド共通の回路が悪いことになります。
電源電圧を確認しましたが、正常です。
455KHzの回路は正常のようです。
第一中間周波数は42.250MHzです。
クリスタルフィルター2個を使っていますが、トップ側のクリスタルから出力がありません。
画面中央の2個並んだクリスタルです。
こんな特殊のフィルターは市販はありませんから諦めるしか有りません。
ただ1個は生きていますから、1個は諦めることにしてバイパスしました。
受信感度も正常値に復帰しました。
受信オーデオ回路です。赤いトリマーは周波数微調整用
送信フィルターとアンテナ切替回路、
マイクコネクターはパソコンのLANケーブルがそのまま使えます。
2013/10/10
IC381Dを入手しました。430MHz+144MHzです。出力35W機
確認したところ144MHzの受信感度が40db位悪いです。他は正常。きれいな状態です、
電解コンデンサーの液漏れもありません。鼻の匂いで確認。
144MHzの受信TOPのTRが壊れていました。回路図不明のため型番不明ですが、2SC3357に交換しました。同じチップトランジスターでも大きさが大きいですが強引に取り付けました。交換した場所解りますか?左のねじの下 3か所のハンダのある場所です。外した状態
周波数調整し正常品になりました。 青色の数字の書いてある部品がコイル、黒色が抵抗、茶色がコンデンサー 4本足がMOSFET 3本足がTR
部品を交換したくてもハンダこてが入りません。ICOMさんメーカーサポート終了は良いですが回路図、サービスマニアルを公開してください。お願いします。
430MHz 出力50W どう測定しても50Wも出力があります。ヒートシンクは熱々 スケルチオープン感度-23db
144MHz スケルチオープン感度-23db 感度最高!!
この機種は受信RF段に同調回路がありません。ローパスフィルターとハイパスフィルターのみです。結果として調整箇所もありません。