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FT-715H YAESU 430MHz 35W FM トランシーバー

1993年9月頃の製品      取扱説明書  回路図不明

大きさ140*40*160o 1.25Kg 中間周波数 45.1MHz/455KHz 受信感度 0.18μV スケルチ感度 0.158μV

DTMFの送り出しができます。 出力は 5W/20W/35Wの切替

中身 ほとんど部品がありません。 銅色のクリップで止めてあるのは放熱用のトランジスター

底面 チップ部品が多用されています。

受信フィルター下のコネクターにアンテナを繋ぐと800-1000MHzの高い周波数が受信できます。

受信改造

FT−715 320〜510MHz
800〜1000MHz
上下ケース、フロントつまみ類を外してフロントパネル
と本体を分離させ、本体側図の5番ランドのチップ抵
抗を取る
[CALL]+[MHz]+電源ON

スピーカーは黒いこの上においてあります。

奥に2つのオプション取り付け用コネクターが有ります。中央は要のVCO

マイクコネクター  マイクにVFO/M の切替SWが付いていて使いやすい。

アルミダイキャストボデー  右側に熱センサー(赤いリード)

奥の中央箱がパワーのICです。200mW入力 35W出力 

後ろは巨大で邪魔なな放熱フィン 温度が上がったらFANで放熱の方がスマートな気がします。

出力が出ない、感度悪いということで部品取用格安で手に入れました。

電源を繋いで送信してみると電流は流れています。?出力は全く出ません。

ということはパワーICは生きていてその後のダイオードSW回路が不良かもしれません。

出力の出ない原因がわかりました。出力同軸ケーブルのハンダ付けが不良外れています。

こんな細い線と小さなコンデンサーで35Wも出力している。素晴らしい部品・技術です。

50Ω40V0.8Aで32Wですから35W出力するともう少々流れます。SWRの関係もありますから余裕が必要です。

受信感度は素晴らしい