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FT-712L YAESU 430MHz 10W FM トランシーバー

1987年頃の製品 ¥57700 奥行きが11pと非常に小型で短いです。

アルミダイキャストボデー

中身 ほとんど部品がありません。 銅色のクリップで止めてあるのは放熱用にトランジスター

奥の黒い箱がPWのICです。200mW入力 10W出力

底面 チップ部品が多用されています。

FT−712L 430〜500MHz
800〜950MHz
<コマンド改造>
[MHz]と[VOICE]を押しながら電源ON。
後期型のハード改造が必要なタイプはフロントパネル裏
の基板図の13番ランドのチップを取る
コマンド改造時はリセット不要。
リセットすると元に戻ってしまう。

 

http://www.nurs.or.jp/~odaikan/hum/micpin.html   マイクコネクターの結線です。


測定してみました。周波数は 433.64MHz の状態です。537Hz 低いようです。この機械は TuneFreq の 433.639500 の周波数を基準にして差の周波数 37Hz を 周期測定して高速周波数測定をしています。

出力は 12.0V 電源での測定です。20db カプラーを使っていますので 1/100 の 出力を表示しています。つまり 出力 10.9W です。

FMデビレーションは AF 10mV 入力で 4.667KHz です。

Disth 歪率です。1KHz にて 7.0% 無線機はこんなもんでしょうか? オーデオ機器から見ると信じられない値ですが!!!

受信の歪率も測定してみました。 1000Hz 5KHz 20db入力 の状態で歪率 1.5%です。

受信感度は -22db でスケルチ open します。

Sメーターが1個 点く 状態で -11db

受信感度の測定はこれで良いのでしょうか?良くわかりませんが、SNR シグナル/ノイズ/リダクションとでも言うのでしょうか?

-19.0db 入力で SNR が 16.36db 1KHzの信号音とスケルチノイズが交互に聞こえています。

送信出力波形です。 第2高調波は-60dbと言った所です。867MHz当たりに少し出ている以外は感じません。

近接周波数5MHzです。何も感ぜず綺麗な波形です。