HOME 2010/7/13
FT-712L YAESU 430MHz 10W FM トランシーバー
1987年頃の製品 ¥57700 奥行きが11pと非常に小型で短いです。
アルミダイキャストボデー
中身 ほとんど部品がありません。 銅色のクリップで止めてあるのは放熱用にトランジスター
奥の黒い箱がPWのICです。200mW入力 10W出力
底面 チップ部品が多用されています。
FT−712L | 430〜500MHz 800〜950MHz |
<コマンド改造> [MHz]と[VOICE]を押しながら電源ON。 後期型のハード改造が必要なタイプはフロントパネル裏 の基板図の13番ランドのチップを取る |
コマンド改造時はリセット不要。 リセットすると元に戻ってしまう。
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http://www.nurs.or.jp/~odaikan/hum/micpin.html マイクコネクターの結線です。
測定してみました。周波数は 433.64MHz の状態です。537Hz 低いようです。この機械は TuneFreq の 433.639500 の周波数を基準にして差の周波数 37Hz を 周期測定して高速周波数測定をしています。
出力は 12.0V 電源での測定です。20db カプラーを使っていますので 1/100 の 出力を表示しています。つまり 出力 10.9W です。
FMデビレーションは AF 10mV 入力で 4.667KHz です。
Disth 歪率です。1KHz にて 7.0% 無線機はこんなもんでしょうか? オーデオ機器から見ると信じられない値ですが!!!
受信の歪率も測定してみました。 1000Hz 5KHz 20db入力 の状態で歪率 1.5%です。
受信感度は -22db でスケルチ open します。
Sメーターが1個 点く 状態で -11db
受信感度の測定はこれで良いのでしょうか?良くわかりませんが、SNR シグナル/ノイズ/リダクションとでも言うのでしょうか?
-19.0db 入力で SNR が 16.36db 1KHzの信号音とスケルチノイズが交互に聞こえています。
送信出力波形です。 第2高調波は-60dbと言った所です。867MHz当たりに少し出ている以外は感じません。
近接周波数5MHzです。何も感ぜず綺麗な波形です。