home 2019/05/19
中華 CNC1610 を購入してみました。 2019/5/12 18:00に注文 2019/5/18日 お昼には到着しました。 早いです。
購入価格は送料込14462円(安い) 消費税はなし ER11,カッター10本付 相当の数を出荷しているのかよく考えられています。
箱の裏から開封してしまいました。きちんと梱包されています。
組立時間約3時間 精度を出すのに苦労します。少しでも抵抗を減らすためモリブテンのグリスを付けました。
普通モーターの軸には軸方向のガタが2o位有るのですが、付属のモーターは4台共に全くガタがありませんCNC用に特別設計かも知れません。
スピンドルモーターの軸は5oです。ER11のチャックは3.175o用です。刃物は軸径3.175oでそろえる必要があります。
シャフトは8oを使っています。 送りねじは1回転4oのようです。
やっと組みあがりました。部品の精度は良いです。調整が大変、付属の6角レンチでなく6角ドライバーを用意したほうが組み立てやすいと思います。
各軸の送りねじにはスプリングが入っておりバックラッシュの防止を行っています。もっとスプリングが強くても良いような気がします。
部品を壊した場合には中華Netに各部品が全て別々に販売されています。安心
部品は結構余りました。 ER11が付いているので使わないですが、真鍮製の取付部品も2個あります。こう言う物自分で作ってもなかなか精度が出なくて刃物が振れてしまいます。
テーブルの精度は最低でも0.1oは必要です、組立時に各部を十分に動かしてきつい所がないように調整します。
x軸の端で0に設定 横に動かしながら測定です。 約80%は2メモリ(2/100o)位の範囲ですが、最後の20%で
一気に0.2oまで誤差が増えてしまいます。テーブルの変形のようで調整の方法がありません
Y軸は100oで誤差0.02o位です。優秀
移動距離の誤差は10o動かして誤差無し(測定不能)正確です。
次は基板の取付 CAMTOOL CNC V3.3 電源は24V5A スイッチングACアダプターです。 入力は100Vから240Vの表示があります。
リード線は束ねました。リード線は長すぎです。
写真ではわかりにくいですが、上部赤色LEDの横にTXDで点滅する青色LEDもあります。
半田コテも線材も全く使用することなく全部付属の部品で組立あがりました。完全KITです。右上の8Pソケットはパソコンなしでハードコントローラーを繋ぐソケットです。
更に各XYZ軸にERR表示用のLEDがあります。動作不良の時の確認用のようです。
ステッピングモーターのカレントコントロールがうまくいっているようで電源を入れていてもモーターが熱くなりません。電源ONの状態で放置しても安心です。
A4988を使ったステッピングモーターコントロールのようです。放熱板を両面テープで付けましたが熱くなりません
マイクロステップの設定は何処にもありませんが1/16固定になっているようです。
動作を実測してみましたが10o移動させると実測10o動きます。当たり前
VRのrefの電圧は1.0Vに設定してありました。測定電圧*2.5が電流の様なので2.5A設定でしょうか?電流検出抵抗の値が不明です。
少々多過ぎの感じありますが、熱くならないのでOKでしょう。ステッピングには型番の表示がありません。42o角の厚さ33oです。ソケットは6本足で内4本のみを使用しています。
高速に移動します。ステッピングモーターの音が素敵です。停止時の異常音もありません。
モーターカップリングも使用せずに回しています。精度がないと出来ない方法です。私の自作機械はカップリングを使用して誤差を吸収しています。
softのインストール Grblcontrol です。 別に Bcncと言うsoftもフリーであるようですが、研究してみます。
USBを繋いでみましたが認識しません。
CH340のドライバーをインストールした所COM3として認識
動きません?? 最新版のドライバーをUPデイトしました。
まずデバイスマネージャーのCH340のプロパティのポート設定で通信スピードを合わせます。
当初設定は9600でした。115200に変更しました。
最初もっとゆっくりの57600で設定した所 動作せず 悩みました。
·
In
the tree, expand "Ports (COM & LPT)"
·
Your
machine will be the USB Serial Port (COMX), where the “X” represents the COM
number, for example COM6.
· If there are multiple USB serial ports, right click each one and check the manufacturer, the machine will be
次にGrblControl の設定です。service - settings で Port と BautをデバイスマネージャーのCH340と同じにします。
最初に動かず GrblControl の設定を色々変更してしまいデホルトがどうなっているのか分からなくなってしまいました。
コントロール基板はCAMTool V3.3 が付いています。 電源を入れると赤いLEDが3ケ付きます。USB通信が始まると青色のLEDが点滅します。
キットのミニCDは2016のフォルダーの中に組立マニュアル、ソフト、説明書等入っています。
3.
To Determine your Machine's COM
port:
·
Windows XP: Right click on "My Computer", select "Properties",
select "Device Manager".
"CH340".
4.
Open grblControl software(software
-> Grblcontrol -> grblControl.exe)
·
Console window print ” [CTRL+X] < Grbl 0.9j ['$' for help]”
If the connection is successful.
·
Console window print ”
Serial port error 1: No such file
or directory “ indicate that the connection is failed.
·
Grblcontrol Use
·
Tool
setting
精度がなかなか出ないのでプラスチックのコーナー金具を交換しました。
肉厚9o、巾30oのがっしりしたコーナー金具です。交換後びくともしません。剛性感抜群です。ビスも国産は精度が良い
設定されている端子の研究です。 基板外側は全てGND 内側はXYZは各々の軸のリミット信号の入力でしょうか?
やってみましたが、リミット動作しません。何かの設定が必要か?
A0からA7まで8ポートあります。A5かZ端子にZ軸設定用のブローブを繋げば良さそうです。
D13は不明
RSTはリセット端子だと思います。
5Vは電源出力
色々出来そうです。 基板GNDがCNCフレームと繋がっていません。スピンドルもGNDから浮いています。
テーブルもGNDと繋がっていません。 更にアルミの表面はアルマイト処理がしてあるようです。切断面等しか導通がありません。注意する必要があります。
切削カッターと穴あけ用のドリルを交換するたびにZ軸原点を調整する必要があります。Z軸の原点調整を自動で行いたい。
ソフトの取説 (英語ですので翻訳して見てください)
このボードの設定は232Cを使用して通信で設定する必要があります。
freeのTeraTermを使用して通信してみました。
色々な設定や状況表示がされます。 なおボードよりエコーバックがないのでパソコンで入力した文字は見えません。
Grblcontrolには通信表示機能が無いのでしょうか?
ハードやソフトのリミットスイッチの設定もありました。デフォルトでは使用しないになっています。EEPROMに書込み記憶します。
Z軸の原点設定の機能もここでやる様です。
Grblで通信する方法がわかりました。 画面右下に小さな入力画面があります。ここに「$$」等と入力してその横の紙飛行機のアイコンを押します。これでボードの状況や設定ができます。知りませんでした。どこかに説明があるのか?
JWWで作成したCADのデーターをNCVCでGコードに変換します。
切削パラメーターの設定で条件を変更しようとしますが、保存ができません。 管理者でNCVCを実行した所、解決
Grblで読み込みましたが動きません。NCVCの設定がおかしいようです。MACH3では動作するのですが、だめです。
此処の「Gコード モーダル指定」のチェックを外したところ動きました。デホルトはGコードの省略をして簡単なコードになっていました。Grbl はきちんと書かないと駄目なようです。
私はまず切削Gコードを作成、別に穴加工Gコードを作成、別のDATAとして刃物を交換して実行しています。この時XYの座標は動かさないよう細心の注意が必要です。
穴加工のGコードも動作できません。穴の深さは基板が1.6oですので 2.0o 設定 従って下に捨て板を入れないとテーブルに穴をあけることになります。
decycle_G82.pl と言うスクリプトを関連づけると改善されるとの事。最新版をDounして組み込みました。
このPerlスクリプトが動きません。 freeのPerlソフトをインストールした所、動きました。
これでやっとGrbl 用の穴開Gコードが出来ました。
2019/05/24
Z軸の原点だし うまくいきました。Grblのプローブ機能
まずA5端子に線を繋ぎます。
線を刃物と基板に接続、Jogを使用して原点の近くまで手動でスピンドルを移動します。
その後虫眼鏡アイコンZ-Probeを押します。
するとゆっくりZ軸が下降して基板に触れたとたん停止します。 これで加工原点が決まったのでZERO−XYボタンで現在地を00に Zero-Zボタンを押してZ軸の座標も0にします。 Gコードを読み込んで画面右上のTop-view ボタンなどを押して画面で加工誤りがないか確認します。
基板切削してみました。刃物は軸径3.175o 超硬です。CNCを使って使用すると100個の穴をあけても折れません。ボール盤などを使って穴をあけるとすぐ折れてしまいます。
手動はだめです。人間のミスで、交換時などにちょっと触れると曲がることなく折れてしまいます。折るのはすべて人間のミスです。細心の注意が必要です。
まず穴加工 sendアイコンをクリック、スピンドルが回りはじめ 最初の穴あけ位置に移動、Z軸が2o(穴の深さ)+1o(移動時の空中座標)下がります。
一発でうまくいきました。 綺麗に穴あけを行っています。感激!!
終了後 加工原点に移動 スピンドルも自動OFFです。
終了後Jog でZ軸を上に移動 刃物をドリルからカッターに変更、Z-Probeを押します。Zero-Zボタンを押してZ軸の座標も0 これで新しい刃物のZ軸原点が決まりました。
次に切削です。切削Gコードをオープン
一発目失敗 abort を押し緊急停止、基板の押さえが弱かったため基板がカッターに押されて動いてしまいました。10o角のアルミ棒で抑えていたのですが、弱かった
やはり両面テープも必要のようです。 その後しっかり押さえてResetアイコンを押し、sendアイコン 再カット うまくいきました。 感動!!
もう少々カット深さを浅くしても良いようです。次回は0.1oにします。
色々soft 悩みましたが、これで十分です。基板作成が上手くいったのでCNC1610購入目的達成です。
次回はもっと大規模の基板の作成やピン間1本の配線を行ってみます。
2019/05/28
ピン間の配線を行ってみました。穴径は1.0o、穴間隔は2.54oです。切削はもっと浅くて良さそうですが、一応通っています。カッターに振れが有るのか幅(0.4o位か?)が広くなっています。切れも悪い。刃物の取付が悪かったのか研究してみます。溝がV字型になっていません。半分くらいの切削幅で切削できそうですが、おかしい。2本は無理そうです。穴あけはきれいに行っています。刃物の振れを少なくする必要あります。次回は注意します。
ER11の取り外しですが、コツがいります。外す方向があります。傾けてみると傾きが大きい方向と少ない方向があります。大きな方にこじれば外れます。取付は押し込むのみ
カッターの刃先を拡大してみました。使ったのは真ん中のカッターです。先が欠けています。うまく削れるわけないです。壊した記憶ないのですが、先がありません。
普通に見た限りではわかりません。顕微鏡必要