電源入らない、同軸ケーブル 切断、マイクコネクターなし、電源ケーブルなし 不動品入手 350
電池2032の.62は昭和62年製造でしょうか?まだ使えます。
まずは目視で不良部品確認 見た範囲では不良部品はありません。コンデンサー液漏れの匂いもしません。
前オーナーが修理挑戦したらしくあちこちいじった跡があります。
電源をつなぐと電源の保護回路が働きます。12V電源はショート状態です。
基板取り外し(ICは放熱板付きで取れてきます)
全てバラバラにしました。 この基板はPW IC付きで外れます。ついでに放熱グリスは交換しました。
ケーブルの接続状況 写真を撮っておかないと後で元に戻せません。
電源ショートと言うことは電源回路が不良です。
発見しました。1個目に取り外した部品が不良でした。
写真のタンタルコンデンサーがショートモードで壊れていました。 外観は全く正常ですが、ショートしています。
フロントパネルです。
ダイキャストのボデーも掃除しました。
同軸コネクター交換、マイクコネクター修理、電源ケーブル修理しました。
マイクがないので使えるように改造しました。
マイクSWはUPはGにおとす/DOUNは470ΩでGNDに落とすと動作します。マイクがないとスキャンしません。
出力 1W/10W切替
写真上が出力モジュールが少し見えています。
回路図(ICOM_IC-38)
受信側の基板 電池は10数年たってもまだ持っています。
ICOMお得意の板金コイル
左上の水色のSWはリセットです。
完成して組み立て最終確認で不具合発生、439MHzの上の方で受信していません。
PLLの調整不良です。再度オープン
2016/9/13
3台目
VR不良。この機種は時間とともにVRが不良になるようです。
ばらして修理しました。
実測
周波数調整 433.00MHz送信 433.000006Mhz
出力調整 1/10W確認
受信FM 12dbSIN -16db
スケルチ感度 -21db以下
2016/09/22
IC-38D ハイパワー機です。
今までのIC38はマイクコネクターが裏から出ていましたが、この機種はフロントパネルにマイクコネクターがあります。
その分ケースはデザインは同じですが、一回り大きくなっています。
音量調整できず お決まりのボリューム修理
ハイパワー機につき放熱板は大きいです。
出力実測 5W/25W
周波数調整 433.000068
スケルチオープン −22db
画像